
天然水・ミネラルウォーターが多くの人々に支持され、たくさんの種類の天然水・ミネラルウォーターが販売されるようになった理由の一つに、水道水の「味とニオイ」や「有害性」の問題があります。しかし、水道水には、実際どのような問題があるのでしょうか。一般的な水道水に含まれるといわれる、代表的な物質といっしょに明らかにしてみましょう。
水道水は、山や湖、ダムなどに溜まった雨水や地下水を川から取水し、浄水場できれいにして家庭やオフィスに届けられます。そこで必要になるのが、細菌による悪影響を予防するための塩素。これが水道水の持つ、独特のカルキ臭を発生させる原因の一つとなっています。「水道水は臭い」「おいしくない」と言われる原因のほとんどは、水の中に塩素の成分が残っているから。もちろん、地下から汲み上げたばかりの天然水・ミネラルウォーターには、塩素は含まれておらず、カルキ臭のない水本来のおいしさを楽しめます。
水道水に含まれる「発がん性物質」として話題になったのが、トリハロメタンです。何だかとても恐ろしい成分に思われますが、ある研究結果によると、トリハロメタンそのものの発がん率はそれほど高くないそうです。日本の安全基準内のトリハロメタンが含まれる水道水を、毎日2リットル、一生飲み続けたとしても、がんを発症する可能性はごくわずかで、10万人に4人程度だそうです。それでもやっぱり、体に何らかの影響を与える可能性があるものは、なるべく摂りたくないもの。天然水・ミネラルウォーターを選ぶほうが安心できそうです。
昔は水道管の多くが鉛で作られていたことから、水道水に鉛が溶け出し、神経や腎臓に障害を及ぼすと言われていました。現在はほとんどの場所でステンレス管などに転換されているため、昔ほど鉛を気にすることは無くなりましたが、それでも鉛製の水道管を使う地域はあります。気になる方は、自宅の水道管は何でできているか確かめておくといいでしょう。もちろん、鉛管だからと言ってすべてが有害というわけではありませんが、鉛が溶け出している可能性を考えて、朝一番の水は、飲み水や料理に使わない方がいいかもしれません。通販などで天然水・ミネラルウォーターのボトルを常備しておけば、そのような心配をしなくてすみますね。
